冬の嫌な「バチッ!」。
静電気の電圧はカミナリ並みって本当?
家庭用コンセントの数十倍!?
なのに、なぜ私たちは無事なのでしょうか。
冬になると、ドアノブに触れた瞬間や、セーターを脱いだ時に走る「バチッ!」という衝撃。
不快な静電気の季節がやってきました。
「痛いっ!」で済ませていますが、もしこの静電気が「カミナリ」と同じくらいの威力を持っていたら…と想像したことはありませんか?
実は、電圧(ボルト)だけで見れば、静電気はとんでもないエネルギーを持っているのです。
1. 衝撃の事実!静電気は「数万ボルト」
私たちが普段使っている家庭用コンセントの電圧は「100V(ボルト)」です。
では、冬場の「バチッ!」はどれくらいでしょうか?
⚡️ 電圧の比較(目安)
- 家庭用コンセント:100 V
- 静電気(チクッとする程度):約 3,000 V
- 静電気(バチッと痛い):約 5,000 V 〜 10,000 V
- カミナリ:数億 V 〜数十億 V
※条件によって数値は大きく変動します。
なんと、静電気はコンセントの数十倍〜百倍もの高電圧なのです。
さすがにカミナリ(億単位)には及びませんが、数字だけ見ると非常に危険そうに思えます。
2. なぜ死なない?カギは「電流」の少なさ
「1万ボルト!? そんなの触ったら死んじゃう!」
そう思いますよね。しかし、私たちは平気で生きています。
その理由は、人を傷つけるのは電圧(高さ)ではなく、電流(流れる量と時間)だからです。
💧 ダムの水で例えると?
- ⚡️ カミナリ
- 超巨大なダム(超高電圧)が決壊して、大量の水(大電流)が一気に押し寄せてくる状態。これはひとたまりもありません。
- 👉 静電気
- ダムの高さ(電圧)はそこそこ高いけれど、貯まっている水は「コップ1杯分」程度。それが一瞬でパシャッと落ちてくるだけなので、衝撃はあるけれど溺れることはないのです。
静電気が流れる時間は、わずか100万分の1秒ほど。
一瞬すぎて、体にダメージを与える暇がないのです。
3. 【雑学】今すぐできる静電気対策
死なないとは言え、痛いのは嫌ですよね。
静電気は「乾燥」と「摩擦」で体に電気が貯まることで起こります。
金属のドアノブに触れる前に、電気をゆっくり逃してあげましょう。
- 壁や木を触る:ドアノブに触る前に、電気を通しにくい壁(クロス)や木の家具を手のひら全体で触り、ゆっくり放電させる。
- 湿度を上げる:加湿器などで部屋の湿度を50〜60%に保つと、空気中に電気が逃げやすくなる。
- 服の組み合わせ:ポリエステル(マイナスになりやすい)とウール(プラスになりやすい)の組み合わせは避ける。
4. 結論:電気は「貯め方」と「流し方」が命
静電気は、体に「貯まった」電気が、一気に「流れる」から痛いのです。
これは、家で使う電気エネルギーにも同じことが言えます。
太陽光でせっかく作った電気も、貯めておけなければ(蓄電池がなければ)捨ててしまうことになります。
また、必要な時に必要な量だけ賢く流さなければ(HEMSがなければ)無駄遣いしてしまいます。
たかが静電気、されど静電気。
電気のコントロールの重要性を、身をもって教えてくれているのかもしれません。
あなたの家の「電気の流れ」見えていますか?
静電気のように見えない電気も、最新の機器を使えば「見える化」できます。
「今、何ワット発電中?」「蓄電池には何%貯まってる?」
電気を賢く貯めて、お得に使う生活をシミュレーションしてみませんか?

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