「太陽光発電を始めたいけど、見積もりに『余剰』って書いてある。これって何?」
「昔は『全量』が儲かるって聞いたけど、今はどうなの?」
太陽光発電には、大きく分けて「余剰(よじょう)買取」と「全量(ぜんりょう)買取」という2つの仕組みがあります。
結論から言うと、2026年現在、一般的なご家庭(住宅用)であれば「余剰買取」が圧倒的に主流であり、経済的にもお得です。
「なぜ?」「全量じゃダメなの?」
その理由を知らないまま契約すると、後悔してしまうかもしれません。
この記事では、専門用語をなるべく使わずに、この2つの違いを「野菜作り」に例えて分かりやすく解説します。
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1. そもそも「余剰」と「全量」って何が違うの?
難しい言葉は一旦置いておいて、太陽光発電を「家庭菜園で野菜を作る」ことに例えてみましょう。
① 余剰買取=「おすそ分け」スタイル
自宅の庭で作った野菜を、まずは家族みんなで食べます(自家消費)。
それでも食べきれずに余った分だけを、近所のお店(電力会社)に買い取ってもらうスタイルです。
- 特徴:作った電気を自分の家で使える。
- 対象:主に一般家庭の屋根(10kW未満の設備)。
② 全量買取=「農家さん」スタイル
広大な畑で野菜を作り、自分たちでは一切食べずに、収穫したすべてを農協(電力会社)に出荷して現金化するスタイルです。
- 特徴:作った電気を自分の家では一切使えない。
- 対象:広い土地や大きな工場の屋根(10kW以上の設備)。メガソーラーもこれ。
2. 【図解比較】決定的な違いは「自家消費」できるかどうか
2つの違いを、分かりやすい比較表にまとめました。
最大の違いは、発電した電気を「自宅で使えるかどうか」です。
| 項目 |
余剰買取 (住宅用・主流) |
全量買取 (産業用・メガソーラー) |
|---|---|---|
| 発電した電気 | 自宅で使える (余ったら売る) |
自宅で使えない (すべて売る) |
| 停電時の活用 | ◎ 使える (非常用電源になる) |
× 使えない (すべて外に流れる) |
| 主な目的 | 電気代削減 +ちょっとお小遣い |
売電収入 (投資・事業) |
| 設置の目安 | 屋根が小さい家でもOK (10kW未満) |
広い屋根や土地が必要 (10kW以上) |
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ここが最大のポイント!
「全量買取」を選ぶと、せっかく屋根に発電所があるのに、停電しても自宅で電気が使えません。
災害対策として太陽光を検討しているなら、「余剰買取」一択となります。
3. なぜ今は「余剰買取」が主流なの?(2026年の常識)
かつて(10年以上前)は、国が電気を非常に高く買い取ってくれたため、「全量買取」でどんどん売った方が儲かる時代がありました。
しかし、2026年の今は状況が逆転しています。
- 途中で「全量」から「余剰」に変更できる?
-
基本的には難しい(コストがかかる)です。
配線工事のやり直しや申請が必要で、数十万円かかる場合もあります。だからこそ、最初の契約で「余剰(自家消費型)」を選んでおくことが重要なのです。
- 10kW以上載せるなら「全量」一択?
-
いいえ、10kW以上でも「余剰買取」は選べます。
最近は、屋根が大きくてたくさんパネルが載る場合でも、あえて「余剰」を選んで、工場や二世帯住宅で電気を使い切るケースが増えています。
だからこそ、自宅で電気が使える「余剰買取」が選ばれているのです。
4. これからの賢い運用は「余剰+蓄電池」
余剰買取のデメリットは、「昼間に発電しすぎて使いきれない分」や「夜間の電気」はどうしても電力会社に頼らざるを得ない点です。
そこで最強の組み合わせとなるのが「蓄電池」です。
- 昼間、余った電気を安く売らずに「蓄電池」に貯める。
- 夜、貯めておいた電気を使う。
これで、電気をほとんど買わない「自給自足」の生活に近づけます。もちろん、停電時の安心感も段違いです。
まとめ:あなたのライフスタイルに合うのは?
最後にまとめです。
✅ 住宅用なら「余剰買取」がおすすめ!
- 電気代を安くしたい
- 台風などで停電した時に電気を使いたい
- 将来EV(電気自動車)や蓄電池も検討したい
もし、広い土地を持っていて投資目的で太陽光をやりたい場合は「全量買取」の選択肢もありますが、一般のご家庭ではまず「余剰買取」で間違いありません。
「うちの屋根だと、どれくらい電気代が安くなる?」
「蓄電池もセットにしたらいくら?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひまほろばの無料シミュレーションをご利用ください。あなたの家に最適なプランをご提案します。
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