【オフィス防災】
「1500W」の壁を超えるとどうなる?
事務所の火災・データ消失を防ぐ
コンセントの鉄則
たこ足配線、アツアツになっていませんか?
プロが教える「電気の許容量」の話。
「冬場、足元ヒーターをつけたらパソコンの電源が落ちた…」
「複合機が動くと、照明が一瞬暗くなる気がする…」
オフィスの電気トラブルで最も多いのが、この「容量オーバー(過電流)」です。
壁のコンセントには、絶対に超えてはいけない「1500W(ワット)」という限界ラインが存在します。
これを超えて使い続けると、単にブレーカーが落ちるだけでなく、最悪の場合、壁の中の配線が発火して火災になる恐れがあります。
1. そもそも、なぜ「1500W」なのか?
日本の一般的なコンセント(並行プラグ)は、定格が「15A(アンペア)/125V」と決まっています。
日本の電圧は100Vなので、計算すると…
15A × 100V = 1500W
つまり、一つのコンセント(または電源タップの合計)で使える電気は1500Wまで。
これは法律と安全基準で定められた「限界値」なのです。
2. 犯人は誰だ?オフィスの「隠れ大飯ぐらい」
では、何を使えば1500Wを超えてしまうのでしょうか。
オフィスには、意外と電気を食う「隠れモンスター」が潜んでいます。
- コピー機(複合機)※起動時 〜1,500W
- レーザープリンター 〜1,200W
- 電気ケトル・ポット 〜1,300W
- セラミックヒーター 600〜1,200W
- 電子レンジ 〜1,300W
- ドライヤー(更衣室など) 〜1,200W
※メーカーや機種により異なりますが、これらは単独でほぼ上限に達します。
特に危険なのが「複合機」と「ヒーター」です。
複合機は印刷開始時に大量の熱を使うため、一瞬で1500W近くまで跳ね上がることがあります。
そこに足元のヒーターがついていると…一発アウトです。
3. 「たこ足配線」が燃える理由
「差し込み口が余っているから大丈夫」ではありません。
6個口のタップでも、許容できるのは合計で1500Wまでです。
・電源コードやタップが「温かい・熱い」
・プラグの根元が焦げている、変形している
・ブレーカーが頻繁に落ちる
コードが熱を持っているのは、電気が通りにくくて悲鳴を上げている証拠。
放置すると被覆が溶け、ショートして発火します。これが「トラッキング火災」の原因です。
4. オフィスを守るための対策
大切なデータと社員の安全を守るために、以下の3つを徹底してください。
- ① 大物家電は「壁のコンセント」から直接取る:
複合機やヒーターは延長コードを使わず、壁から単独で電源を取りましょう。 - ② 使うタイミングをずらす:
レンジを使っている間はポットを使わない、など運用でカバーします。 - ③ 専用回路を増設する(おすすめ):
どうしても足りない場合は、分電盤から新しい配線を引く「回路増設」が最も安全で確実です。
まとめ:電気の「渋滞」を解消しよう
1500Wの制限は、道路の「車線規制」と同じです。
無理に詰め込めば事故(火災)が起きます。
「最近ブレーカーがよく落ちるな」と思ったら、それは設備からのSOSです。早めの点検をおすすめします。
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