人類は「火」を捨てて「石」を光らせた。
電球からLEDへの劇的進化論
京都の竹と、名古屋の情熱。
世界の夜を変えたのは、いつの時代も「日本人」でした。
スイッチを押せば、部屋が明るくなる。
あまりに当たり前のことですが、人類の歴史において「夜が明るい」というのは、ごく最近の出来事です。
かつて、明かりとは「火(油やロウソク)」のことでした。
それが電気になり、そして今、私たちは「半導体(石)」を光らせて生活しています。
今回は、エジソンからノーベル賞まで、光を追い求めた人々の物語をご紹介します。
1. エジソンが愛した「京都の竹」
1879年、トーマス・エジソンが白熱電球を発明したことは有名です。
しかし、初期の電球はすぐにフィラメント(光る線)が焼き切れてしまい、実用的ではありませんでした。
「もっと長く光る素材はないか?」
世界中から6,000種類もの素材を取り寄せて実験した結果、エジソンが辿り着いた最強の素材。
それは、日本の京都(八幡)に生えていた「竹」でした。
「日本の竹は素晴らしい。これなら1,000時間以上も光り続ける」
トーマス・エジソン日本の竹を使った電球は10年以上も世界中で使われ、人類の夜を照らし続けました。
電気の歴史のスタート地点に、日本人が深く関わっていたのです。
2. 「光るヒーター」だった白熱電球
竹、そしてタングステンへと進化した白熱電球ですが、一つ大きな弱点がありました。
それは「熱すぎる」ことです。
電気エネルギーの90%以上を「熱」として捨てており、光になっているのはわずか数%でした。
言うなれば「少し光る暖房器具」だったのです。
電気を直接「光」に変えるため、熱がほとんど出ません。
白熱電球と同じ明るさでも、電気代は約8分の1、寿命は40倍という圧倒的な性能を持っています。
3. 20世紀の奇跡!「青色LED」の衝撃
「省エネで長持ちするLEDを照明に使いたい」
世界中の科学者がそう夢見ましたが、大きな壁が立ちはだかりました。
光の三原色(赤・緑・青)のうち、「青色」だけがどうしても作れなかったのです。
「青色LEDの実用化は21世紀中には無理だ」とさえ言われていました。
その壁を打ち破ったのが、赤﨑勇氏、天野浩氏、中村修二氏ら日本人研究者たちです。
1990年代、彼らの粘り強い研究により、ついに高輝度の青色LEDが誕生しました。
「赤+緑+青 = 白」
青色ができたことで、初めて「白い光」を作り出すことが可能になり、LEDは一気に家庭の照明へと普及しました。
この功績により、2014年にノーベル物理学賞が授与されたのは記憶に新しいところです。
4. 結論:第三の明かりで、生活が変わる
ロウソク(火)から電球(熱)へ、そしてLED(光)へ。
私たちは今、人類史上最も「効率的で美しい光」を手に入れています。
まだ家の中に「熱い電球」や「チカチカする蛍光灯」は残っていませんか?
それらをLEDに変えることは、単なる節約ではなく、歴史の最先端技術を家に招き入れることなのです。
💡 「あかり」を見直すだけで、家は変わる
LEDなら、電気代を劇的に下げられるだけでなく、スマホで色を変えたり、スピーカーになったりと、照明の概念を超えた使い方ができます。
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